はじめに

毎日の食生活・飲酒・喫煙を振り返る|40代ダイエットの生活習慣チェック

START・生活の中身を知る

毎日の食生活・飲酒・喫煙を振り返る
40代ダイエットの生活習慣チェック

「それほど食べていないつもり」でも、間食、飲み物、夜食、家族の食べ残しなどは記憶から抜けやすいものです。まず普通の一日をそのまま書き出し、無理なく変えられそうな習慣を一つ探します。

食事や飲み物を前にノートで一日の生活習慣を振り返る40代男性のイラスト
振り返りは反省会ではなく、これからの作戦を考えるための記録です。
やおや
やおや

そんなに食べているつもりはないのに、どうして体重が増えたんだろう?

まず一日だけ、食べた物と生活の流れをそのまま書いてみましょう。直すのは記録した後で大丈夫です。

ななさん
ななさん

ダイエットを始めると、「夕食のご飯を減らそう」「毎日運動しよう」と、すぐに何かを変えたくなります。しかし、今の生活が見えていないまま対策を増やすと、負担ばかり大きくなりがちです。

私も最高83kgまで増えた背景には、スナック菓子、夜食、子どもの食べ残し、お酒、運動不足など、いくつもの小さな習慣がありました。何か一つが原因というより、生活全体が少しずつ体重の増えやすい方向へ寄っていた感覚です。

この記事で行うこと:食事を採点したり、飲酒や過去の喫煙を責めたりはしません。まず一日分の事実を記録し、「頻度が高く、少し変えやすい所」を一つ見つけます。

この記事でわかること

  • 生活習慣を変える前に一日分を記録する理由
  • 食事・間食・飲み物で確認したい項目
  • 飲酒量を純アルコール量で見る方法
  • 喫煙歴や禁煙後の変化を振り返る時の注意
  • 記録から最初の一歩を一つ選ぶ方法

結論:直す前に「普通の一日」を一度だけ記録する

最初にすることは、特別に頑張った日ではなく、いつもに近い一日を記録することです。朝起きてから寝るまでを思い出し、食事、間食、飲み物、お酒、活動量、睡眠を大まかに書きます。

厚生労働省のe-ヘルスネットでは、生活習慣病には食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などが関わる一方、遺伝的要因や社会環境要因など複数の要因も影響すると説明されています。体重の変化も、意志の強さや一つの食品だけで単純に説明できるとは限りません。

出典:厚生労働省 e-ヘルスネット「生活習慣病とは?」

一日だけでよい

最初から毎日続ける前提にせず、まず昨日か今日の一日分を書きます。

記録中は変えない

良く見せようとせず、普段に近い食べ方や過ごし方を残します。

量は大まかでよい

ご飯1杯、缶1本、ひとつかみなど、自分が後で分かる書き方で十分です。

一日の生活習慣チェックで書く項目

ノート、スマートフォンのメモ、表計算アプリなど、使いやすい物を選びます。細かなカロリー計算は後回しにして、まず抜けなく書くことを優先します。

項目書くこと簡単な記録例
時刻食べた・飲んだ時間7時、12時半、22時
食事料理や食品と大まかな量ご飯1杯、焼き魚、みそ汁
間食お菓子、夜食、食べ残しポテトチップス半袋
飲み物水・お茶以外も含める缶コーヒー1本
お酒種類、容量、度数、本数ビール5%・500mlを1本
場面空腹、残業、テレビ、家族の食事など夕食後、テレビを見ながら
生活睡眠時間、歩数、運動、仕事の忙しさ睡眠6時間、運動なし
記録のコツは「食べた理由」も一言添えること

「21時・子どもの食べ残した唐揚げ2個・もったいなくて」「23時・スナック菓子・テレビを見ながら」のように場面を添えると、空腹以外で食べている習慣に気づきやすくなります。

食生活は三食以外も含めて振り返る

食生活の記録では、朝食・昼食・夕食だけで終わらせず、その間に口へ入れた物も書きます。本人にとって「食事」と感じにくい物ほど、記憶から抜けやすいからです。

  • スナック菓子、甘い物、つまみ食い
  • ジュース、加糖コーヒー、スポーツ飲料
  • 寝る前の夜食や締めのご飯・麺類
  • 家族や子どもの食べ残し
  • 仕事中にもらったお菓子や差し入れ
  • 調理中の味見や、何となくつまんだ物

私の場合は、子どもの食べ残しを「捨てるのはもったいない」と食べることがありました。一回は少量でも、回数が多ければ生活の一部になります。記録して初めて、夕食とは別の食事だったと気づけます。

やおや
やおや

子どもの食べ残しは、自分の分として数えていなかったな。夜食やお菓子も書くと、思ったより回数が多かったよ。

飲酒は「何杯」だけでなく種類・容量・度数を書く

同じ一杯でも、容器の大きさやアルコール度数で摂取するアルコール量は変わります。お酒を飲む日は、種類と杯数に加え、分かる範囲で容量と度数も記録します。

厚生労働省の「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」では、飲酒量を純アルコール量で把握する方法が示されています。体質や年齢、性別、疾患などによって影響には個人差があるため、一律の量を全員の安全基準とは考えません。

純アルコール量(g)の計算式

飲んだ量(ml)× アルコール度数 ÷ 100 × 0.8

例:ビール500ml・5%なら、500 × 0.05 × 0.8 = 20gです。

飲酒日には、お酒と一緒に食べた物や、飲んだ後の夜食も別に書きます。翌日の睡眠不足やだるさが気になった時もメモしておくと、自分にとっての影響を振り返りやすくなります。

出典:厚生労働省「健康に配慮した飲酒に関するガイドラインについて」

飲める量を競わない

飲酒の影響には個人差があります。服薬中、治療中、健康診断の数値が気になる場合などは、一般的な計算だけで判断せず医師や薬剤師へ相談してください。飲酒を勧める意図はありません。

喫煙歴と禁煙後の変化は分けて記録する

喫煙しているか、禁煙したか、禁煙後に食欲や間食が変わったかも、体重変化の背景として記録できます。ただし、体重を理由に禁煙をためらったり、喫煙を再開したりする必要はありません。

厚生労働省のe-ヘルスネットでは、禁煙後は基礎代謝の低下や食欲の増加などにより、通常2〜4kg程度の体重増加がみられる一方、禁煙で得られるメリットは体重増加の影響より大きいと説明しています。変化には個人差があり、食事、間食、運動、体重を一緒に記録する方法も紹介されています。

私は20歳頃から一日1箱程度吸っていましたが、扁桃腺の手術をきっかけに禁煙し、現在も続けています。禁煙後に体重が増えやすくなった感覚はありましたが、年齢、食事量、飲酒、運動量、家族との生活なども同時に変わっていました。禁煙だけを原因と決めつけず、生活全体を見るようにしています。

出典:厚生労働省 e-ヘルスネット「禁煙後の体重マネジメント」

仕事・家庭・睡眠・活動量も一緒に見る

食べた物だけでなく、その日の生活背景も短く残します。40代は、残業、家族の予定、睡眠不足など、自分の意志だけでは動かしにくい条件が増えやすい年代です。

  • 仕事が忙しく、昼食や夕食の時間が遅くなった
  • 疲れて料理できず、外食や弁当を選んだ
  • 睡眠時間が短く、朝食を用意できなかった
  • 車移動やデスクワークが多く、歩く時間が少なかった
  • 家族と食べる時間がずれ、夜にもう一度つまんだ

これらは失敗の言い訳ではなく、実行できる対策を選ぶための条件です。夕食が遅い人に早い時間の食事を一律に求めても、仕事の都合で続けられないことがあります。自分の生活で動かせる部分と、今は動かしにくい部分を分けます。

記録を「事実・気づき・未確認」に分ける

この段階では改善目標まで決めません。一日分を書き終えたら、記録を次の三つに分け、観察と判断を混ぜないようにします。

1.事実

「22時にスナック菓子を一袋」「缶ビールを2本」のように、記録からそのまま読める内容です。良い・悪いの評価は付けません。

2.気づき

「残業した日は夕食が遅い」「飲酒時につまみが増える」など、事実を並べて見えた傾向です。原因と断定せず、次に確認する候補として残します。

3.未確認

一日だけでは頻度が分からないことや、体調との関係を判断できないことです。必要なら別の日も記録し、分からないままの項目を無理に原因へ変えません。

今日の5分アクション

昨日の起床から就寝までを思い出し、食事・間食・飲み物・お酒・睡眠・活動量を一枚に書いてください。最後に、事実は丸、気づきは下線、未確認は疑問符で分けます。

次の記事:無理して痩せない目標の決め方 →

ここでは直すことまで決めなくて大丈夫です。まず、実際に起きていることと推測を分けましょう。

ななさん
ななさん

参考にした公的情報

まとめ:振り返りは反省会ではなく、次の作戦会議

体重の変化には、食事だけでなく、間食、飲み物、飲酒、禁煙後の変化、睡眠、活動量、仕事や家庭の都合などが重なっていることがあります。

  • 特別な日ではなく、普段に近い一日を記録する
  • 三食以外の間食・飲み物・食べ残しも書く
  • お酒は種類・容量・度数を記録する
  • 禁煙後の体重変化だけを理由に喫煙を再開しない
  • 事実・気づき・未確認を分け、原因を急いで決めない

まず昨日の一日を5分で書き出し、観察できた事実を残しましょう。次の記事で、その記録から行動目標を組み立てます。

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健康情報について:この記事は、著者の体験と一般的な情報をもとにした内容です。病気の診断や治療、医療的な判断を目的としたものではありません。持病がある方、服薬中の方、健康診断の数値や飲酒・喫煙・禁煙後の体調が気になる方は、自己判断で無理をせず、医師や資格を持つ専門家へ相談してください。

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