40代の運動・筋トレの
始め方まとめ
初心者向け
10の基本
運動は、最初から毎日8,000歩を歩いたり、重い器具で追い込んだりしなくても始められます。まず今の歩数を知り、少し歩く。筋トレは一種目だけでもやってみる。運動が得意ではない私が続けている、小さな始め方をまとめます。
運動不足だけど、何から始めればいいんだろう。ジムへ行くなら毎回一時間くらいやらないと意味がないのかな?
最初は今より少し動けば大丈夫。歩数を知って、無理のない一種目を選ぶところから始めよう。
40代になって運動を始めようとしても、ウォーキング、筋トレ、宅トレ、ジムなど選択肢が多く、どれを選べばよいか迷います。若い頃と同じ感覚で急に走ったり、最初から高い負荷をかけたりするのが不安な人もいるでしょう。
厚生労働省の「身体活動・運動ガイド2023」は、個人差を踏まえて強度や量を調整し、可能なものから取り組み、今より少しでも多く体を動かすことを基本にしています。大切なのは、目安を一日目の合格ラインにすることではなく、現在の活動量から少しずつ近づけることです。
このページでは、歩数の確認から軽い有酸素運動、自重筋トレ、宅トレ、ジム、ストレッチまでを、初心者が試しやすい順で整理します。食事の戻し方から確認したい場合は、先に食生活をゆるく整える実践まとめを読むと流れがつかみやすくなります。
この記事でわかること
- 運動初心者が最初に歩数を見る理由
- 8,000歩を自分に合わせて目指す方法
- 有酸素運動と筋トレの始め方
- 宅トレとジムを選ぶ考え方
- 短い運動を続けるための工夫
結論:今より少し動き、筋トレは一種目から
40代の運動は、今の歩数を知り、増やせる分だけ増やし、筋トレを一種目試すところから始めます。いきなり理想の運動量を予定へ詰め込むと、筋肉痛や疲労、時間不足で止まりやすいからです。
たとえば、現在が一日3,000歩なら、まず3,500歩を目指す。椅子スクワットを五回だけ行う。ジムへ行ったらマシンを一つだけ使う。このくらいなら、仕事や家族の予定がある日にも実行しやすくなります。
慣れてきたら、歩く時間や種目を少しずつ足します。厚生労働省の成人向け推奨では一日約8,000歩、息が弾み汗をかく程度の運動を週60分以上、筋トレを週2〜3日行う目安が示されています。ただし、最初から全員が同じ量をこなすのではなく、体力や体調に合わせることが前提です。
- スマートフォンなどで昨日の歩数を見る
- 今より五分多く歩ける場面を一つ探す
- 椅子からゆっくり五回立ち上がる
公的情報:厚生労働省 e-ヘルスネット「身体活動・運動ガイド2023」成人版
1.まず一日の歩数を知る
最初に増やす量を決める前に、普段の歩数を数日確認します。通勤、仕事、買い物、家事で動く量は人によって違い、同じ「運動していない」でも現在地が異なるからです。
スマートフォンや歩数計で、平日と休日をそれぞれ見ます。数字が少なくても責めず、平均を知る材料にします。エレベーターを一度だけ階段にする、駐車位置を少し遠くする、昼休みに五分歩くなど、生活に足せる場面を一つ探します。
目標を決める前に普段の歩数を確認し、無理なく増やせる出発点を作ります。
詳しい記事(順次公開):まずは1日の歩数を知ろう →2.8,000歩はゴール候補として少しずつ近づける
一日約8,000歩は成人向けの目安ですが、最初から届かなくても問題ありません。厚生労働省のガイドでも、個人差を踏まえ、可能なものから始めることが先に示されています。
現在が3,000歩なら一週間は3,500歩、慣れたら4,000歩というように段階を作ります。雨の日や忙しい日は、家の中を歩く、掃除をする、座り続ける時間を区切る方法でも構いません。毎日の必達ノルマではなく、週の平均で変化を見ます。
公的情報:厚生労働省 e-ヘルスネット「身体活動・運動ガイド2023」成人版
今の歩数へ少しずつ上乗せし、生活の中で続けられる増やし方を確認します。
詳しい記事(順次公開):8,000歩/日を目標に歩数を伸ばす方法 →3.有酸素運動は会話できる軽さから始める
運動が苦手なら、歩く、ゆっくり自転車に乗る、室内で足踏みするなど、続けやすい有酸素運動を選びます。最初から息が切れる速さで走るより、体調を確認しながら時間を伸ばしやすいからです。
まず五〜十分だけ行い、余裕があれば別の時間にもう一度歩きます。短い運動を分けても、何もしない日を減らすきっかけになります。会話が難しいほど苦しい、関節が痛む、いつもと違う疲れがある場合は中止し、強度や種目を見直します。
会話できる程度の強さを目安に、歩行や自転車など始めやすい運動を選びます。
詳しい記事(順次公開):運動が苦手な人向けの軽い有酸素運動 →4.40代の筋トレは軽い一種目から始める
筋トレは重い器具だけを指すものではなく、自分の体重を使う運動も含まれます。厚生労働省のガイドでは成人に週2〜3日の筋トレが推奨されていますが、初心者はフォームを保てる軽い内容から始め、休息日も設けます。
最初は椅子スクワット、壁に手をつく腕立て伏せなどから一つ選びます。呼吸を止めず、痛みのない範囲で行い、慣れたら回数や負荷を少しずつ増やします。高血圧や関節の問題などがある場合は、自己判断で強度を上げません。
公的情報:厚生労働省 e-ヘルスネット「筋力トレーニングについて」
体調と体力に合わせ、短時間でも続けられる最初の一種目を決めます。
詳しい記事(順次公開):40代に筋トレは必要?まずは軽く始める考え方 →5.腕立て・腹筋・スクワットはできる形へ変える
基本種目は、一般的な形ができなくても、負荷を下げた形に変えれば始められます。腕立て伏せは壁や台へ手をつく、スクワットは椅子から立ち座りする、腹部は仰向けで呼吸しながら軽く力を入れるなど、自分に合う形を選びます。
三種目を一度に行う必要はありません。まず下半身、上半身、体幹から一つずつ試し、姿勢が崩れる前に止めます。回数を競わず、反動を使わず、ゆっくり動くことを優先します。強い腰痛や関節痛がある場合は実施せず、医療者へ相談してください。
公的情報:厚生労働省 e-ヘルスネット「安全かつ効果的に足腰を鍛える方法」
腕立て、腹筋、スクワットを今の体力で安全にできる形へ調整します。
詳しい記事(順次公開):まずは腕立て・腹筋・スクワットから →6.宅トレは始める合図と置き場所を決める
自宅で続けるなら、種目より先に「いつ、どこで始めるか」を決めます。移動が不要な宅トレは始めやすい一方、後回しにもなりやすいからです。
歯磨きの前に椅子スクワット、入浴前に壁腕立て、テレビの広告中に足踏みなど、毎日の行動と組み合わせます。マットや運動着を見える場所へ置き、五分で終わるメニューを用意します。できなかった日は取り返そうとせず、次の合図から再開します。
時間、場所、最初の一種目を固定し、迷わず始められる仕組みを作ります。
詳しい記事(順次公開):宅トレのすすめ|自重で始める40代の運動 →7.ジムは設備より通いやすさで選ぶ
ジムを使うなら、生活動線にあり、短時間でも立ち寄れる場所を優先します。設備が多くても、移動や準備が負担になると利用しにくいからです。見学できる場合は、混雑する時間、使いたい器具、清潔さ、通いやすさを確認します。
私はチョコザップを利用していますが、サービスを選ぶ正解は人によって違います。自宅、公共施設、一般的なスポーツジムなども候補です。初回は器具の使い方を確認し、軽い負荷から始めます。わからないまま重さを増やさないことが大切です。
私には、がっつり運動できることより、思い立った時に短く立ち寄れることの方が合っていました。
設備の多さだけでなく、場所、営業時間、着替えなど継続の負担を比べます。
詳しい記事(順次公開):チョコザップで40代が筋トレを始めた話 →8.ジムで1〜2種目だけの日も「行った日」にする
時間や気力が少ない日は、一〜二種目だけで終えても構いません。毎回長時間できる日だけを成功にすると、忙しい週にジムから遠ざかりやすいからです。
私はマシンを一つか二つ使って帰る日があります。「これだけで意味があるのか」と思うこともありますが、ゼロにするより次回へつながります。ただし、同じ部位へ連日強い負荷をかけず、痛みや強い疲労がある日は休みます。短さは無理をする理由ではなく、続けるために使います。
短い日を認めると、再開のハードルも下がるよ。フォームと体調を優先して、また次に続けよう。
一〜二種目だけの日も成功として扱い、ジムへ戻る習慣を途切れにくくします。
詳しい記事(順次公開):1〜2種目だけでも行く意味はある? →9.ストレッチは運動と組み合わせて使う
ストレッチは、単独で大きく体重を減らす方法としてではなく、柔軟性を整え、ほかの運動と組み合わせる時間として使います。道具がなくても行いやすく、運動の前後や座り続けた合間へ入れやすいからです。
静的ストレッチでは、伸ばす部位を意識し、痛くなく気持ちよい程度で、呼吸を止めずに行います。反動をつけて強く伸ばす必要はありません。運動前は軽く体を動かして温め、目的に合わせて動的な準備運動も取り入れます。
公的情報:厚生労働省 e-ヘルスネット「ストレッチングの実際」
ストレッチだけに減量効果を求めず、運動前後や体を動かすきっかけとして使います。
詳しい記事(順次公開):ストレッチはダイエットに役立つ? →10.ヨガ・ピラティスは続けやすい選択肢として考える
ヨガやピラティスは、歩行や筋トレ以外の運動が好みに合う人の選択肢です。呼吸、姿勢、柔軟性、体幹を意識する時間を作れますが、行うだけで必ず痩せると考えるのではなく、日常の活動や食生活と合わせて考えます。
動画や教室を利用する場合は初心者向けを選び、難しい姿勢をまねして痛みを我慢しません。持病、関節の問題、妊娠中などは、実施前に医療者や適切な指導者へ確認します。続けて気分よく動けるかを基準に、自分に合う方法を選びます。
運動中に胸の痛み、めまい、強い関節痛などが出たら、続けずに中止しよう。休んでも続く時は受診してね。
安全情報:厚生労働省 e-ヘルスネット「身体活動・運動を安全に行うためのポイント」
ヨガやピラティスの特徴を知り、目的と通いやすさに合う方法を検討します。
詳しい記事(順次公開):ヨガ・ピラティスは40代に合う? →まとめ:短く始め、少しずつ増やす
- 数日分の歩数を見て、現在地を知る
- 8,000歩は必達ノルマではなく、近づける目安にする
- 有酸素運動は軽く短い時間から始める
- 筋トレは一種目から、休息日も設ける
- 宅トレでもジムでも、再開しやすい方法を選ぶ
今日の一歩は、昨日の歩数を見て、椅子からゆっくり五回立ち上がることです。痛みなく終えられたら、次回も同じ内容を続けます。
次に読む(順次公開):生活習慣を整える40代ダイエットまとめ →